揺れない心 ~Serene Hearts~
『揺れない心』を持つ人間になりたい。 2005年に急性骨髄性白血病を発病、骨髄移植の後に社会復帰を目指すも、敢え無く2007年初に再発、再移植。GVHDと格闘の日々を綴ります。
★。:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜Thanks 200,000 HIT (16th Aug. 2007)★。:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜
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この度は『揺れない心 ~Serene Hearts~』へお越し頂き、誠に有難う御座います。
当Blogは白血病・骨髄移植・骨髄バンクに関する正しい知識を皆で共有する為に開設したものです。
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2006年8月7日/管理人

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2007年3月5日/管理人

久々の新規コンテンツです。掲示板を作ってみました。 ゲストブックでの教訓を背景に、今回こそは皆で気軽に相談できる場が作れることを期待しています。誰かがアナタの知識を必要としてるはず。遠慮無く胸の内をブチまけていって下さい。入り口は左メニューバー下部、またはこちらから。
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2008年3月6日/管理人
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【舞台紹介】IMAGINE 9.11/鑑賞報告
こんにちわ。今日の東京はいい天気です。
思わず外ではしゃぎたくなるような晴天。

さてさて、昨日の舞台鑑賞報告です。IMAGINE 9.11。



いきなりこの記事を読んで、なんだそりゃ?って人。
8月21日の記事で紹介してるんで、先ずはそちらからご覧下さい。

あと、今日の最終公演に行こうとしている人。
ネタバレしちゃうので、見終わってから読むことを薦めます。



この舞台は事実を基に脚色を加えたフィクションです。
先ずは実話の方の紹介から・・・



2001年9月11日、全米同時多発テロの勃発。
これに伴い、アメリカ連邦航空局は航空機の全面飛行禁止を発表した。
しかしこの時、日本には幸いにも全米骨髄バンク(NMDP)で
HLA型が一致するドナーが見つかり、
9月12日移植予定で前処置を既に完了して
アメリカから骨髄液が空輸されるのを待つ患者が3人いた。

前処置を完了した段階で患者本人の
造血幹細胞(血液を造成する細胞)は完全に破壊されており、
最早自力で血液を造成できる状況には無く、
一刻も早くドナーの骨髄液を注入する必要がある。

しかしテロの影響から飛行機は飛ばない。
このままでは患者3人が生命の危機に瀕することになる。

飛行禁止の解除の見通しが一切たたない中、
テロによる混乱から全米・日本の両骨髄バンク間の連携もうまく行かない。
そのような状況の中、全米骨髄バンクから日本骨髄バンクに対し、
チャーター機での輸送であれば可能との連絡があった。
チャーター機での空輸にかかる費用はおよそ1600万円。
しかしこの金額を日本骨髄バンクが拠出することは、
財団法人という立場上、特定の患者の為に便宜を図ることは
他の患者との差別化が生じてしまう為にできない。
しかし、コトの緊急性、また“患者のもとへ一日も早く
骨髄液を届けることこそが骨髄バンクの使命である”との判断から、
チャーター機の要請を決断した。

輸送決定を受け、患者の入院先の病院関係者は
病室の無菌管理と感染予防に全力を注ぎ、
またある患者の主治医は患者のHLA型と一致する
臍帯血の現物を万一の事態に備えて確保する。

三人の患者への骨髄液を積んだ小型機は、
アメリカから途中ハワイ・マジュロ・サイパンを経由して給油を行い、
日本時間の15日19時24分に羽田空港に到着した。
その後骨髄液は厚生労働省、財務省の全面的な支援もあって迅速に各病院へと届けられ、
16日の未明、予定から4日遅れで無事三人の移植が無事終了した。
驚くことに、関東の患者に対しては小型機が羽田に到着後、
僅か1時間以内には既に骨髄液が病院に到着しているという離れ業だ。

懸念されていた1600万円の費用に関しては全米骨髄バンクも一部負担を決定し、
また懸命の募金活動により最終的には2000万円を超える金額が集まった。

まさに日米両国の骨髄バンクの情熱が国境を越えた瞬間であった。



本当に凄い話だと思う。
恥ずかしながら、当時のオレはこんな話全く知らなかった。
遠い知人がテロに巻き込まれた悲しみや、為替はどうなるんだ??とか、
狭い視野でしかこの事件を捉えることができていなかった。
嘆かわしい、情けない話である。

舞台からは、原作者、出演者の方々の熱い演技から様々なメッセージが伝わってくる。
会場自体がそこまで大きくなかったとは言え、凄い迫力だった。

舞台の中で、「ヒューマニズム」という言葉が1つのキーワードに感じられる。
一般的には人道主義、人文主義等として訳されるこの言葉、
百科事典では「人間を真に人間的たらしめている本性(人間性)を尊重し、
真に人間的な社会の実現を目指す理想主義的立場である。
従ってヒューマニズムは、人間性からの諸欲求と
その創造的表現たる芸術・道徳・宗教・科学などを、
それらを抑圧する政治・経済的束縛から解放し正しい発展・実現を目指す。」
なんてちょっと難しい表現もされている。

日米骨髄バンクの職員として果たすべき使命は何なのか!?

確かに、大規模な同時多発テロが勃発した中、
全米中がかつてない混乱に巻き込まれており、
マニュアル通りの結論を急げば骨髄液を届ける為に特別許可を下すなんてあり得ない。
正論、マニュアル通りの前例主義、理屈が通用しない世界。
情熱、感情論の世界になってしまうが、それがヒューマニズムだと感じた。

恐らく当時は日米骨髄バンクの職員の方々は懸命の説得工作のため、
不眠不休の日々が続いたに違いない。
考えれば考えるほど、幾つもの不可能を可能にしている。
そして、それは『患者の生命を救うため』『白血病による犠牲者を1人でも減らすため』
といった共通の目的意識が両国政府・バンク間でシンクロした結果の奇跡である。
当時の関係者の皆様方の勇気溢れる決断に、心から敬意を表したい。



『これ以上白血病による犠牲者を出さない』というメッセージは、
鑑賞に来た方々の胸にも熱く響いたと思う。
会場では骨髄バンクへの募金活動や、パンフレットの配布も行われていた。
グッズ販売の売上の一部も寄付されるそうだ。
ついつい色々と買い込んでしまった自分がいる・・・。

CIMG0146.jpg


鑑賞に来てた方々の年齢層は、思ってた以上に若かった。
半分くらいは20代・30代じゃないかなぁって思う。
それだけ若い方々にこのようなテーマの舞台が注目を浴びるのは嬉しい限り。
皆どんな思いを胸に抱えて帰宅したんだろうか。
何かを感じ、そして行動に移す人が1人でも多くいればと願うばかりだ。


何だか小学生の読書感想文みたいになってしまった感が・・・
けど、昨日の舞台鑑賞は、本当に発病宣告1周年に相応しく、
有意義な時間を過ごすことができたと思う。満足です。



p.s.
原作・脚本・演出をされたH.T.ISSUI様。
そして友情出演されてた中溝裕子様。
開演前のお忙しい中で時間を頂戴し、
お話が出来たのは僕の中でも1つの財産となります。
本当に有難う御座いました。

写真は左から中溝さん、管理人、ISSUIさんです。

CIMG0145.jpg


メガネトリオ?思わず笑ってしまう素敵な写真が撮れました。


以上

ミンナでワッショイ!!
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コメント
この記事へのコメント
>ikkoサン
はじめまして。コメント有難う御座いました。

きっかけは人それぞれでも、ドナー登録をされた方々の想いは皆共通していると思います。確かに、何も知らない人に対しては先ず恐怖感が先行してしまっている現状ですが、ゆっくりと時間をかけてでもその誤解が解けていけばと思っています。

これからも宜しくお願いします☆
2006/09/12 (火) 10:22:00 | | 管理人 #NjKcVRcc[ 編集]
はじめまして
MiXiの足跡i-91からたどってきました。
この舞台、財団からの広報誌でみて興味もっていたのに、日常の忙しさにかまけて、結局いけませんでした。v-356

登録をして、もう何年になるでしょう。
今から約20年前に、教会学校の(クリスチャンなんです)仲間が、白血病で亡くなりました。
たしか、子供の頃に病にかかり、治ったと思っていたのにまた再発したんだったと思います。
そんなに仲良しだったわけではないのですが、周りの人間で、こういう亡くなり方をした子はいままでにいなく、やりきれない思いでいっぱいでした。
それをきっかけに、骨髄バンクの存在を知りました。
不思議と、登録に迷いはありませんでした。
お医者さんe-304が一所懸命頑張っても、それだけでは治せない患者さんを、私の骨髄で救えるかもしれない。
すごいことじゃないですか。
以前、友達に登録を勧めたら、怖いから....と言われてしまいました。
んーーーーーーーーー、その気持ちもわかるから、それ以上は言えなかったし、これって、無理に勧めるもんじゃないからね。
私の普段のなにげない会話からや、コミュ一覧をみて、興味をもつきっかけになればなーと、思っています。

2006/09/11 (月) 21:19:22 | | ikko #-[ 編集]
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